「クルド独立」賛成93%
悲願実現へ意思表明

 【アルビル(イラク北部)共同】イラク北部クルド自治政府の独立を巡る住民投票で、投票管理委員会は27日、賛成票が92・73%に達したとする最終開票結果を正式に発表した。「国家を持たない最大の民族」とされるクルド人は、圧倒的多数の民意で悲願の独立へ意思を表明した。結果に法的拘束力はなく、イラク中央政府は「違憲で無効」として独立交渉に応じない姿勢だ。

 クルド民族運動の広がりを恐れる周辺国も一斉に反発、強硬な対抗措置を打ち出す構え。

 国際社会では、米政府が「統一されたイラクを望む」と投票強行に失望感を表明するなど、中東の不安定化につながる動きへの警戒が広がった。

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