新潟県内は14日、本州付近に停滞する前線の影響で大気の状態が不安定になり、上越を中心に大雨となった。新潟地方気象台によると、15日も昼前にかけて1時間に30ミリの雷を伴う激しい雨が降る見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに注意を呼び掛けている。

 気象台によると、雨が降り始めた12日午前5時から14日午後4時までの降水量は、糸魚川で181・5ミリ、能生(糸魚川市)で176・5ミリ、川谷(上越市)で168・5ミリを観測した。

 大雨により、糸魚川市では14日午後9時現在、市が開設した自主避難所に1世帯1人が避難。また、市が避難指示を出している同市来海沢(くるみさわ)集落の住民8世帯10人が指定避難所に避難している。

 交通機関も乱れた。JR東日本新潟支社によると、上越線の浦佐-水上(群馬)間、飯山線の十日町-森宮野原(長野)の上下線計53本を終日運休し、約1700人に影響した。JR西日本は大糸線の全列車を運休。えちごトキめき鉄道は、日本海ひすいラインの泊(富山)-糸魚川間で計2本を区間運休した。

 気象台によると、15日は午後6時までの24時間降水量が、いずれも多いところで上、中越100ミリ、下越60ミリ、佐渡40ミリ。前線が本州付近に停滞するため、18日ごろまで大雨が続くと予想される。

 JR東日本新潟支社は15日、上越線の越後中里-水上間で午前の運転を見合わせ、飯山線の十日町-森宮野原間を終日運休する。

 ほくほく線を運行する北越急行も15日、計画運休を実施。一部の列車を除き、まつだい-直江津間は終日運休する。