日本ナシのわせ品種「幸水」の収穫作業=16日、新潟市南区
日本ナシのわせ品種「幸水」の収穫作業=16日、新潟市南区

 新潟県内有数の日本ナシ産地・新潟市南区で16日、わせ品種「幸水」の出荷が始まった。甘く育った黄金色の実を地元の農家が一つずつ丁寧に収穫し、出荷場へ届けた。

 幸水は果肉が柔らかくみずみずしい人気品種。JA新潟みらい(南区)によると、7月に雨が少なかったため実はやや小ぶりだが、糖度は高く仕上がっているという。春先の霜害などが影響し、同JA管内では今年、日本ナシ出荷量を例年より2~3割少ない1150トンと見込む。

 同区新飯田のナシ畑では、同JAしろね果樹部会日本なし専門部の小菅勇二さん(40)が、実の大きさや色味を確認し、はさみで切り離して収穫した。小菅さんは「なんとか出荷にこぎ着けた。甘くておいしいので、店頭で見かけたらぜひ手にとってほしい」と話した。

 出荷された幸水は17日以降、県内のスーパーなどに並ぶ。日本ナシの出荷は「豊水」「あきづき」などと品種を変えて11月下旬まで続く。