ワクチン接種の方針が示された新潟市の対策本部会議=23日、市役所
ワクチン接種の方針が示された新潟市の対策本部会議=23日、市役所

 新潟市は23日、新型コロナウイルスに感染すると重症化が懸念される妊産婦と、学校での集団生活で感染拡大の恐れがある12~18歳を対象に、ワクチンの個別接種の予約受け付けを始めた。12~49歳の全対象者については9月1日から順次、個別・集団接種の予約を開始する。

 23日に開かれた市の対策本部会議で市側が明らかにした。予約受け付けの対象となるのは、現在妊娠中か出産直後の妊産婦約2千人と、12~18歳の約3万1千人。49歳以下の接種については、先行接種をした人や職域接種を受ける人を除く約16万人の接種を見込んでいる。

 千葉県柏市では新型ウイルスに感染した妊婦が自宅で早産し、赤ちゃんが死亡。各地で子どもへの感染拡大の事例が報告されている。

 新潟市では国の供給量が限られていたため、基礎疾患などがない一般接種の予約を50歳以上に限っていたが、必要量が確保できる見通しが立ったことから対応を検討。妊産婦らの予約受け付けに踏み切った。

 49歳以下の集団接種は40~49歳は9月1日から、30~39歳は4日から、12~29歳は7日からそれぞれ、インターネットまたは市のコールセンターで受け付ける。

 会議の席上、中原八一市長は「できるだけ早くワクチン接種をすすめることが重要。加速していきたい」と述べた。

 問い合わせは市ワクチンコールセンター、025(250)1234。