県内ベンチャー企業の代表者が事業をPRしたオンラインイベント=20日
県内ベンチャー企業の代表者が事業をPRしたオンラインイベント=20日

 新潟県に拠点を置く有望ベンチャー企業の育成プログラム「J-Startup(ジェイスタートアップ)NIIGATA」に選定された5社と、首都圏の投資会社や大企業などとの交流イベントが20日、オンラインで開かれた。IT関連や、次世代農業などに取り組む各社の代表が事業や今後の計画を説明し、資金調達や協業の可能性を探った。

 県と共同で同プログラムに取り組む経済産業省関東経済産業局などが主催。ベンチャーキャピタルやコンサルタント、県内企業などの約80人が参加した。

 プラントフォーム(長岡市)の山本祐二・代表取締役CEOは、水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型農法を紹介。キャビア生産につながるチョウザメなどを養殖し、排せつ物を養分にして野菜を有機栽培する事業の展望を語り、「SDGs(国連の持続可能な開発目標)の達成につながり、時流に即した事業モデルだ」と強調。技術提携などを求めた。

 プロッセル(同市)の横山和輝社長は、オンラインによる企業の採用活動を支援するソフトウエアを開発していると報告。学生の討論の内容をAI(人工知能)で分析することなどを目指しているとした。

 イベント終了後は、関心を持った参加者との個別面談も設定された。

 本県版ジェイスタートアップは5月に20社を選定し本格スタートした。同局は今後も同様のマッチングの機会を提供していく方針。