夏の風物詩、善作茶屋のところてん。湧き水が流れる石の水槽で冷やしている=加茂市黒水
夏の風物詩、善作茶屋のところてん。湧き水が流れる石の水槽で冷やしている=加茂市黒水

 木々の緑を眺めながら、つるっとしたのどごしでさっぱり-。新潟県加茂市の夏の風物詩、善作茶屋(同市黒水)のところてんが今年も人気を集めている。残暑が続く中、涼を求める地元住民や仕事の合間に一休みする会社員らで連日にぎわっている。

 善作茶屋は明治初期に創業。市街地から約6キロの加茂川沿い、山の懐に抱かれるようにたたずむ。ところてんは創業以来の名物で、多いときは1日300杯提供しているという。

 店の裏から湧き出る清水で冷やしたところてんに、味付けはしょうゆと酢、からしのみでシンプル。常連客らが代わる代わる立ち寄り、一本箸ですくい上げて、おいしそうにすすっていた。

 約50年通っている青海町1の無職女性(77)は「食べると爽やかな気持ちになる元気の源。水が良くて日本一の味だね」と笑顔だった。

 300円。午前9時~午後5時。木曜休み。11月3日まで営業予定。問い合わせは0256(53)4502。