完成したアマビエのわらアート作品=新潟市西蒲区松野尾
完成したアマビエのわらアート作品=新潟市西蒲区松野尾

 稲わらで作った巨大なオブジェを展示する「わらアートまつり」が29日から、新潟市西蒲区松野尾の上堰潟公園で2年ぶりに開かれる。新型コロナウイルス禍の一日も早い収束を願い、疫病退散の象徴「アマビエ」や本県の伝統民芸品「三角だるま」といった縁起の良い力作3点がお目見えする。

 まつりは西蒲区産業観光課が主催し、今年で13回目。農業が盛んな西蒲区ならではのイベントとして例年親しまれてきたが、昨年は新型ウイルスの感染拡大の影響で中止となった。

 今回は「見た人に活力を与える縁起物」をテーマに、デザインを担当する武蔵野美術大(東京都)の学生が、アマビエや三角だるま、不死鳥をモチーフに選んだ。

 例年は学生が地元住民と共同で制作してきたが、今回は感染拡大防止のため約20人のボランティアを募集。シルバー人材センターの協力も得ながら、学生が考えたデザイン図に沿って約3週間かけて制作した。

 稲わらに縄やござを組み合わせて立体感を出し、表情にもこだわり、随所に工夫を凝らした。高さが3メートルを超す作品もあり、迫力満点だ。

 西蒲区産業観光課は「なかなか収束が見えない毎日が続くが、一緒に写真を撮って元気をもらってほしい」としている。

 展示は10月31日まで。開幕イベントは実施しない。問い合わせは同課、0256(72)8417。