名古屋祐三氏
名古屋祐三氏

 任期満了に伴い2022年秋に予定される新潟県見附市長選に、元県職員の名古屋祐三氏(66)が立候補することが29日、分かった。新潟日報社の取材に名古屋氏は「これまでに培った経験や人脈を生かし、古里を活性化したい」と述べた。2日に記者会見し、正式表明する。

 5期目の現職久住時男氏(71)は今期限りで引退する意向を表明している。名古屋氏は、久住氏と対立してきた自民党県連見附支部の支援を得る見通しだ。

 名古屋氏は見附市出身で新潟大卒。県の産業政策課長、三条地域振興局長、監査委員事務局長などを歴任。16年から今年6月まで県中小企業団体中央会専務理事を務めた。7月に新潟市から見附市に転居し、地元の同級生や知人らで後援会を設立した。

 取材に名古屋氏は、市が造成した宅地「ウエルネスタウンみつけ」の分譲不振などを挙げ、「市民の信頼が薄れている」と久住氏の市政運営を批判。財政指標の数字が厳しいことも指摘し、産業団地の新設や情報通信産業の誘致など産業振興の必要性を強調した。

 一方、久住氏の陣営は後継候補として市出身の元官僚の擁立を目指し、調整を進めている。