女性が担ってきた役割の重要性を解説する岡野八代さん=29日、新潟市中央区
女性が担ってきた役割の重要性を解説する岡野八代さん=29日、新潟市中央区

 女性の政治参画を考える講演会が29日、新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザで開かれた。同志社大の岡野八代教授がオンラインで講演し、子育てなど女性が担ってきた役割の重要性を解説した。

 県女性財団が主催し、会場とオンライン上で県民ら約60人が参加した。

 岡野教授は日本の公的教育費支出の対GDP比が、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最下位であることなどに触れ、「社会人を育てる最も重要な労働を家庭が担っているが、(政治は)冷淡だ」と指摘。新型ウイルスの感染状況に関わらず東京五輪を開催するとした政治家の発言を挙げ、「看護師や保育士、介護士など労働者の現状が見えていない」と多様な声が反映される必要性を訴えた。

 新潟市西蒲区の高校3年生(18)は「これから社会に出る世代として、私たちが伸び伸びと生きやすい社会になってほしいと強く感じた」と話した。