オンライン相談を担う「子育てコンシェルジュ」の任命式=燕市役所
オンライン相談を担う「子育てコンシェルジュ」の任命式=燕市役所

 子育てに関する悩みや不安に寄り添おうと、新潟県燕市は、専門の研修を修了した「子育てコンシェルジュ」による無料のオンライン相談を9月2日に始める。相談は予約制で、原則として水曜を除く週6日対応。新型ウイルス感染拡大に伴う外出自粛中や、荒天が多い冬期間でも保護者が安心して話せる環境を整え、子育て世帯の孤立を防ぐ。

 市は昨年度、コンシェルジュの育成事業を開始。国が定める子育て支援員研修を修了した市内子育て施設の職員がコンシェルジュを務め、保護者らの相談に応じ、必要な支援制度や関係機関につなぐ役割を担っている。

 オンライン相談は、0~15歳の子どもがいる市民または子ども本人が対象。市の専用フォームに相談内容などを入力して申し込むと、子育て支援課の担当者が日時を調整して折り返し連絡する。相談はテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、各日午後2時半と同3時半からの30分程度を予定している。

 コンシェルジュは昨年度、1期生20人を任命。8月中旬に男性1人を含む2期生19人の任命式が市役所で行われた。鈴木力市長が任命書を手渡し「研修や培った経験を生かし、役割を果たしてほしい」と激励した。

 19人を代表し、小中川児童館の大橋美樹館長(56)が「適切な言葉掛けや遊びのスキル、異変を感じるポイントなど実践的な支援方法を学んだ」と研修を振り返り、「共に学んだ仲間と情報交換を続け、一つ一つの問題を解決に導きたい」と抱負を語った。

 オンライン相談の問い合わせは子育て支援課、0256(77)8225。

 専用フォームは市公式ホームページの「子育てコンシェルジュ育成事業」からアクセスできる。