柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 原子力規制委員会は31日、東京電力柏崎刈羽原発の核物質防護体制に関する立ち入り調査を9月7日に行うと発表した。今年、同原発で相次いで発覚した核物質防護体制の不備に対する追加検査の一環。規制委の伴信彦委員らが原発の設備を確認する。

 規制委は4月以降、事務局の原子力規制庁職員を柏崎刈羽原発に派遣して追加検査を行ってきた。規制委の委員が立ち入り調査をするのは初めてで、一連の核防護不備の担当である伴委員や柏崎刈羽原子力規制事務所の渡邉健一所長らが行う。

 追加検査では、柏崎刈羽原発所員による中央制御室への不正入室と、テロ防止に関わる侵入検知設備が長期間にわたって機能喪失していたことについて調べている。7日の立ち入り調査では、問題となった設備を確認することが中心で、所長などへの聞き取りは想定していないという。

 東電は原因究明などに関する報告書を9月23日までに提出する予定。この時期の調査になった理由について、規制庁の黒川陽一郎総務課長は「報告書の提出を前に視察に行き、今後の検査をどうするかを決める」と説明した。