抗体検査機器の説明をする髙橋さん夫妻=三条市
抗体検査機器の説明をする髙橋さん夫妻=三条市

 新潟県三条市大島の事業所KISSEI(キッセイ)は、新型コロナウイルスの抗体検査サービスを行っている。同社が所有する検査機器を活用し、三条商工会議所を会場に一定期間実施する。代表取締役の髙橋清さん(57)と妻のふじ子さん(55)は「事情がありワクチンが打てない人や、無症状感染を懸念している人の安心材料の一つになれば」と話している。

 清さんは同所で建築設計事務所を、ふじ子さんもエステサロンを営んでおり、KISSEIは安心・安全な食や環境を提案しようと設立した。

 抗体検査機器は、全国の抗体検査センターで使用しているものと同じ。感染禍を受け、家族や仕事の関係者で使用するため昨年秋に購入した。今年に入り市内でも感染が拡大してきたことから、「検査させてほしい」との声が届くようになった。

 また、娘2人がインフルエンザワクチン接種後に高熱を出すなど大きく体調を崩した経験があり、「ワクチンを打ちたくても打てない人もいる。そういう人たちの役に立てるのならば」と、考えたという。

 抗体検査は、説明も含め約15分で結果が出る。採血により血液中の抗体の有無や量を調べ、感染の可能性や過去に感染したことがあるかを見るが、確定診断はできない。感染の可能性が高い結果が出た場合は、医療機関を受診する必要がある。

 清さんは「参考値として、自分の状態をチェックするきっかけにしてほしい。無症状でも抗体の数値は上がる。若い人やワクチン未接種の人に活用してもらえれば」と呼び掛けている。

 採血キットの実費2500円が必要。年齢制限はないが、ワクチン未接種の人限定。測定は被検査者自身が行う。

 12月まで月3、4回開催する予定。問い合わせは髙橋さん、090(8038)6392。メールはinfo.kissei@gmail.com