東京パラリンピックの競泳で二つ目の銀メダルを獲得した京ケ瀬中3年山田美幸選手の地元・阿賀野市からは2日、活躍をたたえる声が相次いだ。

 障害がある子どもを支える療育施設「こどものことばとこころの相談室」(阿賀野市)の元スタッフで、生後間もないころから山田選手を支援してきた酒井田恵子さん(66)=阿賀野市=は自宅で応援。「本当にすごい。万歳、万歳しました」と大喜びだった。

 施設では、背中を丸めずに歩けるように体幹を鍛える体操を指導したという。「お母さんが休まずに付き添って通っていて、頑張りが素晴らしかった。お母さんも金メダル、という気持ちです」とうれしそうだった。

 小学校時代、山田選手が参加した学校行事をボランティアで支えたことがある阿賀野市の消防士細山秀剛さん(42)は、「力強い、素晴らしい泳ぎに感動をもらった。小さな阿賀野市から世界の大舞台でのメダルは本当にすごいこと。市民として誇りに思う」と快挙を喜んだ。

 市の英語スピーチコンテストに出場するなど英語も好きという山田選手。教務室のテレビで競技を観戦した京ケ瀬中の英語教諭松田幸恵さん(47)は「今までにないプレッシャーや、長く自宅から離れて大変なこともあったと思う。まずはゆっくり休んでほしい。学校では『お帰り』と普段通りに迎えてあげたい」とねぎらった。