第9管区海上保安本部は7日、7、8月の管内の海難事故発生状況(速報値)を発表した。新潟県では、マリンレジャーでの死者・行方不明者が、現在の形で統計を取り始めた2001年以降、初めてゼロ(前年同期は3人)だった。新型コロナウイルス感染拡大で人出の減少傾向が続いたことなどが要因とみられる。

 9管によると、海水浴や釣り、磯遊びなどのマリンレジャーに伴う人身事故は6人(同16人)。ただ、自殺など「その他の事故」による死者・行方不明者は4人(同3人)だった。

 船舶の事故は6隻で、前年同期と同数。プレジャーボートが4隻と最も多く、漁船、その他の船舶がそれぞれ1隻だった。

 9管の海の安全推進本部、伊藤靖男事務局長は「これからも海に近づく際は、気象をよく確認し、立ち入り禁止区域には入らないことなどを徹底してほしい」と呼び掛けている。