両津地区商店街周辺をまとめた「両津まちぶらマップ」(両津商工会提供)
両津地区商店街周辺をまとめた「両津まちぶらマップ」(両津商工会提供)

 新潟県佐渡市を訪れた観光客らに両津地区の街歩きを楽しんでもらおうと、両津商工会は、商店街周辺をまとめた「両津まちぶらマップ」を作った。両津港を起点に両津湊、両津夷の各地区の飲食店や寺社、公共施設などを紹介。「街歩きのほか、店先でスタッフとのおしゃべりなどを楽しむきっかけにしてほしい」とPRしている。

 両津地区では毎年11月3日、両津夷本町商店街を歩行者天国にした島内最大規模のフリーマーケットが開かれる。多くの買い物客でにぎわう一方、関係者から「普段からの商店街の活性化に結び付けたい」などの声が上がっていた。

 フリーマーケットを共催する両津夷本町商店街協同組合と両津商工会は、検討委員会を立ち上げ、イベントの在り方などを議論。その過程で、マップ作りが提案された。同組合代表理事の佐藤信一さん(61)は「イベント以外でも、商店街を散策する仕組みづくりとして(マップ作りの)意見がまとまった」と振り返る。

 マップはA3判1枚。表面は飲食店や宿泊施設など約160カ所を紹介。移動や滞在時間の参考になるよう、要所要所に距離が記されている。

 裏面には主な店舗のPRコメントを掲載。「見て楽しんでいってくれっちゃ」「寄ってみてくらんし」など佐渡の方言を交えた。佐藤さんは「実際に店に寄った際、方言の意味を聞いてもらい、会話が弾むのも面白いと思った」と語る。

 佐藤さんによると、マップの製作を機に、商工会の会員になった事業者もあったという。佐藤さんは「地道な努力を続け、今後はマップの充実化を進めたい」と話した。

 マップは佐渡観光情報案内所(佐渡汽船両津港ターミナル内)などのほか、両津商工会のホームページからも入手できる。問い合わせは同商工会、0259(27)5128。