定例記者会見に臨む花角英世知事=8日、県庁
定例記者会見に臨む花角英世知事=8日、県庁

 新潟県の花角英世知事は8日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県内全域に発令している県独自の「特別警報」が16日に期限を迎えることについて「まだ感染拡大が抑えこまれた状況には至っていない。前倒しの解除は、現時点で考えにくい」との認識を示した。

 県は感染急拡大を受け、新潟、長岡、小千谷3市に発令していた「特別警報」の対象を8月30日に県内全市町村に広げた。飲食店に対する営業時間短縮要請のほか、公共施設の休館や部活動の中止などを求めている。

 県内の感染者数は、12日連続で前週の同じ曜日を下回り、減少傾向にある。しかし、1週間当たりの感染者数は、県の統計で直近(1~7日)が340人と、ゴールデンウイーク前後の流行「第4波」のピーク時(5月5~11日、260人)と比べると、依然として多い。

 花角知事は「県全体の(感染者の)数は下がっているが、新潟市の減少の幅がまだまだ小さい」とも述べ、今週末に対策本部会議を開き、感染状況をあらためて確認するとした。