佐藤ひらりさん
佐藤ひらりさん

 新潟県三条市は8日、社会に明るい希望と感動を与えた個人・団体をたたえる「市民栄誉賞」を新たに創設し、東京パラリンピックの開会式で国歌を独唱した三条市出身のシンガー・ソングライター佐藤ひらりさん(20)に第1号を授与することを明らかにした。

 9日に開かれる市議会9月定例会本会議で関連条例の一部改正を追加提案し、可決される見込み。11月3日に市内で表彰式を予定している。

 佐藤さんは長年、開会式での国歌独唱を希望し、夢を実現させた。滝沢亮市長は「自国開催のパラリンピックで自身の夢をかなえ、三条市のPRにつなげてもらった。これからの活躍を願うとともに、市としても賞を贈り、応援したい」と述べた。

 三条市には、スポーツや文化などで功績を残した個人を「名誉市民」としてたたえており、大漢和辞典を編さんした諸橋轍次博士や最後の瞽女(ごぜ)と呼ばれた小林ハルさん、プロレスラーのジャイアント馬場さんらに贈られている。