新潟県の自民党県議団は10日、臨時の党議で、総裁選への対応について、31人の所属県議がそれぞれの判断で投票先を決める自主投票とすることを決めた。県議団が実務を担う自民県連としても特定候補の支持は打ち出さず、党員票をまとめる動きは取らないこととなった。

 10日の党議は冒頭を除き非公開で行われた。県連幹事長の小野峯生県議によると、出席者からは「県議団が一致して特定候補を推すことはせず、個々で誰を応援するか決めるべきだ」との意見があり、異論は出なかった。一方、特定候補を後押しする有志グループの結成は認めることとした。

 総裁選後には、10月21日に任期満了を迎える衆議院の総選挙も控えている。党議終了後、小野幹事長は「県議も衆院議員もそれぞれ誰を推すのかを明確にし、その理由も有権者に理解してもらえるようにしなければならない」と述べ、党への逆風を克服するためには開かれた手続きを示すことが重要だと強調した。

 総裁選は、国会議員票383票と党員・党友票383票の計766票を競う。党員・党友票は全国での得票数に応じたドント方式で各候補に配分される。

 自民県連によると、県内の党員・党友数は2万4540人(10日現在)。