五泉市特産のサトイモ「帛乙女」の出荷が始まった=10日、五泉市
五泉市特産のサトイモ「帛乙女」の出荷が始まった=10日、五泉市

 新潟県五泉市特産のサトイモ「帛乙女(きぬおとめ)」の出荷が10日、始まった。集荷場には地元農家が丹精込めた帛乙女が次々と運び込まれ、丸々と育った秋の味覚が県内外へと送られた。

 帛乙女は「大和早生」という品種のサトイモで、1989年にブランド化。滑らかな舌触りとつやのある白さが特徴で、天皇即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)」の献上品にも選ばれている。

 この日は朝早くから生産者が搬入に訪れ、作業員らが形の良しあしや傷の有無を確認した。JA新潟みらいによると、今年は日照不足などで1~2週間ほど生育が遅れたが順調に育っている。出荷は12月に最盛期を迎えるという。

 同JA五泉園芸組織連絡協議会の川口恵二部会長(63)は「いもみそやグラタンなど、いろいろな食べ方で柔らかい食感を楽しんでほしい」と話した。