オギハラ工業で生産が進むスノーダンプ=9日、上越市
オギハラ工業で生産が進むスノーダンプ=9日、上越市

 冬に向け、除雪に使うスノーダンプの生産が、新潟県上越市の機具製造「オギハラ工業」で早くもフル稼働となっている。

 オギハラ工業のスノーダンプは、今年の豪雪の影響で在庫が完売した。今季も需要の高まりを見据え、例年は盆明けに始める製造を6月に開始した。同社のゼネラルマネジャー(GM)、荻原拓実さん(32)は「例年は数万台生産しているが、1・5倍くらい見込んでいる。生産予定分は既に予約で埋まっている」と話す。

 9日は塗装作業が行われた。従業員が、機械から深緑の光沢をまとって出てきたスノーダンプに不備がないかを確認。手作業で塗り残しを無くしたり、ステッカーを貼ったりして、約1400台を完成させた。

 スノーダンプは大手ホームセンターや問屋を通じて全国にも流通していく。荻原GMは「地域の力になっている自負はある。必要とされる限り、頑張って生産していきたい」と語った。生産は12月まで続く。