フェルミエの新潟ワインシリーズ3部作。「田園」「夕陽」と新作の「花火」
フェルミエの新潟ワインシリーズ3部作。「田園」「夕陽」と新作の「花火」

 ワイナリーの「フェルミエ」(新潟市西蒲区)は、新潟市産のブドウで造る「新潟ワインシリーズ」のラインアップを充実させた。昨年発売した「田園」「夕陽(ゆうひ)」に加え、新たに「花火」を発売し、3部作とした。「新潟のテロワール(気候や風土)をストレートに楽しめるシリーズになった」としている。

 「信濃川流域、越後平野のブドウで造る新潟のワイン」がテーマ。同市南区産のワイン専用ブドウ品種で2019年に仕込んだ白と赤を、それぞれ「田園 新潟シャルドネ」「夕陽 新潟カベルネ・メルロー」として20年に発表した。

 今年7月には、第3弾の赤ワイン「花火」をリリースした。ベリー系のジャムやドライフルーツのような風味が特徴で、味わいの深さはミディアムボディー。口に含んだ瞬間の軽やかさ、芯のあるうま味の広がり方、長く続く余韻などから命名したという。

 新型コロナウイルス禍で花火大会の中止が続く中、「大輪の花火を眺められる日が早く来るように」との願いも込められている。一般にワインは使用するブドウの品種で呼ばれ、購入時も品種が重視されることが少なくないが、「『花火』のイメージで手にとってもらいたい」と使用品種はあえて非公開とした。

 ラベルの原画は、3種とも新潟市在住の貼り絵画家・深町めいしゅう氏が手掛けた。角田山を背景に広がる金色の水田、日本海の夕日、夜空を彩る花火といった、新潟を象徴する光景を貼り絵で表現。原画はワイナリーに展示している。

 代表兼栽培・醸造家の本多孝さんは「新潟のブドウの個性が素直に出た、優しくしなやかな味わいに仕上がった。新潟の食材と合わせて楽しんでほしい」と話している。

 いずれも750ミリリットル。田園、夕陽は3960円。花火は4290円。

 問い合わせはフェルミエ、0256(70)2646。