自民党総裁選が告示された17日、新潟県関係の自民国会議員は出陣式に出席するなど本格的な活動を始めた。菅義偉首相に支持が集中した前回選とは一転、支持動向は野田聖子幹事長代行以外の3候補に分散。党員・党友票を巡って、争奪戦の様相も呈している。

 斎藤洋明衆院議員(比例北陸信越)は17日朝、新潟県新発田市の事務所から河野太郎行政改革担当相の出陣式にオンラインで出席した。終了後、報道陣に「自民党を変えるために河野さんを担ぐ」と強調した。29日の投開票日に向けて、地元で党員・党友の支持拡大を図りたい考えだ。

 前回選に引き続き岸田文雄前政調会長を支援するのは、水落敏栄参院議員(比例代表・新潟県十日町市出身)。自身が会長を務める日本遺族会の党員に、岸田氏への投票を訴えるはがき1万5千枚を発送し、電話作戦も展開している。「開かれた自民党に変え、政策を進めてほしい」と語った。

 高鳥修一衆院議員(新潟6区)は高市早苗前総務相の推薦人に名を連ねた。いち早く支援を表明し、国会議員の支持拡大に取り組んできた。17日の出陣式には自身を含む62人の議員が出席したことを受け「論戦をしていけばさらに支持は広がる。地方の党員にも訴えていきたい」と語った。