刈羽村の村制120年を記念して打ち上げられたスカイランタン。3色の柔らかい光が夜空を彩った=19日、刈羽村刈羽の村生涯学習センターラピカ
刈羽村の村制120年を記念して打ち上げられたスカイランタン。3色の柔らかい光が夜空を彩った=19日、刈羽村刈羽の村生涯学習センターラピカ
パズルゲーム「ぷよぷよ」などの腕前を競ったeスポーツ大会。プロのキャスターによる実況が熱戦を盛り上げた=19日、刈羽村刈羽
県内七つのカレー店が出店した「刈羽カリーフェスティバル」。スパイシーな香りが会場を包み、店の前には行列ができた=19日、刈羽村刈羽
新型コロナウイルス対策のため記念式典は行わず、会場では事前に収録した村民らの動画メッセージが流された=19日、刈羽村刈羽

 新潟県刈羽村の村制施行120年を記念したイベントが19日、同村刈羽の村生涯学習センターラピカで開かれた。村内の若手が中心となり、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の大会や、カレーに特化した出店コーナーなどを企画した。多くの村民らが多彩な催しを楽しみ、村の節目を祝った。

 刈羽村は1901年11月1日、旧刈羽村と勝山村、東城村の一部が合併して村制を施行した。

 イベントは村民らでつくる実行委員会の主催。昨年11月に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。

 感染対策のため記念式典は行わず、事前に収録された村民らのメッセージ動画が会場で流された。品田宏夫村長はメッセージの中で「新しい未来に向けて自分がすべきことを考え、責任を果たしていく気持ちがあれば、村は前に進めると確信している」と述べた。

 目玉のeスポーツ大会は、パズルゲーム「ぷよぷよ」など3種類のゲームが用意され、eスポーツの実況を専門とするプロのキャスターを招いて開かれた。

 ぷよぷよの試合は村内4地区による総当たり戦で行われた。画面の上から落ちてくるブロックを巧みに操作して積み重ね、立て続けに消す「連鎖」と呼ばれる技の応酬が繰り広げられ、会場は盛り上がった。

 3戦全勝で優勝した勝山地区のメンバーで、刈羽中学校3年の生徒(15)は「2、3週間前から練習してきた。めちゃくちゃうれしいし、楽しかった。村の祭りでeスポーツができるなんてすごい」と話した。

 刈羽の「かり」にちなみ、「刈羽カリーフェスティバル」と銘打った飲食コーナーでは、県内七つのカレー店が出店した。多種多様なカレーを買い求める人でにぎわった。

 イベントの最後には、小型気球「スカイランタン」の打ち上げが行われた。「刈羽村120周年おめでとう」の掛け声とともに、250個以上のランタンがふわりと上昇し、夜空を埋め尽くした。

 実行委員長の吉越喜宗さん(45)は「多くの人が楽しんでくれたようで安心した。イベントを機に刈羽村の知名度が上がり、村を訪れてくれる人が増えたらうれしい」と話した。