防災のために必要な心構えなどを語ったプロレスラーの蝶野正洋さん(中央)ら=23日、新潟市中央区
防災のために必要な心構えなどを語ったプロレスラーの蝶野正洋さん(中央)ら=23日、新潟市中央区
会場に展示された自走式仮設水洗トイレカー=23日、新潟市中央区

 防災意識の向上を図るイベント「新潟県防災コンファレンス」が23日、新潟市中央区の万代島多目的広場で開かれた。トークショーでは、防災に関する啓発活動に力を入れるプロレスラーの蝶野正洋さんが参加し、「救える命を守るために、自分の身は自分で守る『自助』の意識を大切にしよう」と呼び掛けた。

 日本青年会議所(JC)北陸信越地区新潟ブロック協議会の主催。会場では自走式の仮設水洗トイレカーや防災グッズなどの展示もあり、約530人が訪れた。

 蝶野さんは自動体外式除細動器(AED)講習の受講や、レスラー仲間の試合中の死などをきっかけに、救命救急や防災の普及活動を始めた。

 東日本大震災の被災地訪問などで防災意識の大切さを実感したとし、「災害時は自衛隊や消防が何とかしてくれると思っていたが、全ての人を助けるには限界がある」と強調。「一人一人が自助の意識を持つことが共助になる。『自分でできることはやる』という意識を持ってほしい」と話した。

 トークショーには、にいがた災害ボランティアネットワーク理事長の李仁鉄さんも登壇。「災害時には人間同士のつながりが大切になる。自分のことは自分で守れる人を増やすとともに、ケアが必要な人にも目を配ることが必要だ」と語った。