「スノーピーク ランドステーション河南店」内に設けられているキャンピングオフィス
「スノーピーク ランドステーション河南店」内に設けられているキャンピングオフィス

 アウトドア製品企画販売のスノーピーク(新潟県三条市)は24日、海外で初となる体験型複合施設「ランドステーション」を韓国にオープンした。現地でも人気のキャンプ用品の販売のほか、新型コロナウイルスで利用が広がっているテレワーク用のスペースも整備。スノーピークブランドに関心を持ってもらう拠点とする。

 同社は全国に直営店舗を持つ。2020年からは飲食などを含めた複合的な施設としてランドステーションの展開を進め、白馬(長野)、原宿(東京)、嵐山(京都)の3カ所がある。

 韓国ではキャンプの愛好者が徐々に増えているといい、同社製品の認知度も高まっていることから、海外第1弾として設置することにした。ソウル周辺の河南市に立地し、名称は「スノーピーク ランドステーション河南店」。子会社の「スノーピークコリア」が運営する。

 建物は3階建てで、2階にはテントなどのアウトドア用品や、近年力を入れているアパレルをそろえた店舗を置く。最上階の3階は「キャンピングオフィス」と銘打ち、開放的な空間にテーブルや椅子を並べて自分のペースで仕事ができるスペースを用意した。コーヒーや軽食などを提供するカフェも併設している。

 スノーピークの2020年12月期の売上高は約167億6千万円で、海外では韓国のほか米国やイギリス、台湾などで商品を販売している。こうした海外比率は現在約20%だが、23年12月期までに30%に引き上げる計画を立てている。今後も、ランドステーションのような複合施設の展開などで知名度を高めていく考えだ。

 同社は「物品の販売だけでなく、さまざまな体験や楽しみ方を提案することで、多くの人にスノーピークを知ってもらえるように努めたい」としている。