本丸跡の土塁に生えた雑草や雑木を取り除く市職員ら=26日、上越市の高田城址公園
本丸跡の土塁に生えた雑草や雑木を取り除く市職員ら=26日、上越市の高田城址公園

 新潟県上越市の歴史的資源をアピールしようと、高田城址(じょうし)公園で26日、高田城の本丸跡を囲む土塁の保全活動が行われた。雨天の中、市職員とボランティアが、土塁を覆っていた雑草や雑木を取り除いた。

 高田城は1614年に築城され、跡地が現在の公園となった。公園全体が県の史跡に指定されている。本丸跡は、内堀に沿って築かれた総延長870メートルの土塁で囲まれている。

 保全活動は昨年に続き実施。雑草などが生い茂り見えにくくなっている土塁約90メートルを対象に行われた。

 作業には市職員に加え、市内の造園業者でつくる「市公園緑地建設業協会」の会員ら計15人が参加した。刈り取った枝葉を粉砕機に入れてチップ状にしたり、雑木を切り倒して運び出したりした。

 参加した同協会の松永幹雄会長(59)は「歴史的な遺産をきれいに残していければ」と話し、汗をぬぐった。市都市整備課の山辺志信副課長(48)は「かつてはお城だったということを、外観からも分かるように保全していきたい」と説明している。