16歳の少女が主役となる重松清さんの小説「はるか、ブレーメン」が、本紙で連載中だ。

 毎日、少しずつ読み継ぐ形式だからだろうか。新聞小説は、若者の成長物語と相性がいい。

 ちょうど10年前の2011年に本紙に連載された「かんかん橋を渡ったら」を思い出す。こちらは架空の温泉町、津雲に住む小学4年生の少女、真子が主人公だ。

 かんかん橋は、真子が登下校のたびに通る小さな石橋。あさのあつこさん作、佐藤みきさ…

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