妙高・火打山入域料のオンライン事前決済を紹介するスマートフォン画面
妙高・火打山入域料のオンライン事前決済を紹介するスマートフォン画面

 新潟県妙高市は、妙高戸隠連山国立公園の妙高山と火打山を対象とする入域料を、パソコンやスマートフォンで事前にオンライン決済できる仕組みを導入した。市は登山者らに広く浸透することで、入域料の支払いの向上に期待している。

 入域料は地域自然資産法に基づくもので、ライチョウなどの生態調査や登山道整備など環境保全に必要な費用を公的資金だけでなく、登山者ら利用する人にも負担してもらう取り組み。竹富島(沖縄県)に続く国内2例目として、2020年7月に妙高・火打山に導入された。

 妙高・火打山の入域料は任意で500円。これまでは笹ケ峰、新赤倉、燕の登山口3カ所で入域料箱か係員に納める方式だった。市は入域料を納める利用者の利便性を高めようと、7月からオンラインでの事前決済を初めて導入した。環境生活課は「持続可能な地域にするため、誰でも簡単に入域料を支払えるようにした」と説明。入域料収受のコスト軽減にもつながるとしている。

 市によると、妙高・火打山には年間2万人を超える登山者が訪れる。オンラインでの事前決済はまだ少ないが、千円を寄付した人にはライチョウをデザインした記念ピンバッジのプレゼントもあり、市には導入を歓迎する声も寄せられているという。

 環境生活課は「将来的には登山口でのスマートフォン決済の導入も考えている」と、入域料の支払いやすい形を模索している。

 オンラインの事前決済は、支払い紹介ページから進み、必要情報を入力してクレジットカードで支払う。登山者らは、登山口で係員に決済完了メールの画面を提示して入山できる。

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