藤原隆充アシスタントコーチ
藤原隆充アシスタントコーチ

 選手として長年活躍した新潟アルビレックスBBに、指導者として帰ってきた。藤原隆充アシスタントコーチ(AC)=(43)=は群馬ACだった昨季、不祥事に揺れた新潟を見て、一ファンとして寂しさを感じていた。今季は自らも加わり再出発する。「新しい新潟をつくることに携われて、やりがいを感じる」と語る。

 藤原ACは2001年に新潟でプロ選手としてデビュー。他球団への移籍も挟み、計9季オレンジのユニホームを着てコートを駆けた。19年に群馬で現役を引退した。

 日本初のプロチームである新潟への思い入れは強い。「プロバスケットボール界のパイオニア。ルーキーの頃からそこにプライドを持っていた」。だからこそ、ここ2シーズンは成績が低迷している新潟を、「肩書だけがあるような、中身が伴っていない感じ。さすが新潟だと言われるようにしたい」と率直に言う。

 平岡監督とは、選手同士として、指導者と選手、互いに指導者として10年以上共に戦ってきた。「良いところも良くないところもさらけ出してくれるし、覚悟を持ってやれる人」と魅力を語る。

 新潟のファンには初めて、指導者としての姿を見せる。戦いぶりを見て、「怒りでも叱咤(しった)でも何かを感じてほしい。『やっぱりアルビって好きなんだよね』と思ってもらえるチームにしたい」。愛する新潟をもう一度、全員が誇りを持てるチームにする決意だ。

◎藤原隆充(ふじわら・たかみち)福岡県出身。2001年に九産大から新潟に入団。その後は滋賀などで19年までプレーした。19年からは群馬のスクールコーチを務め、昨季は群馬のACに就任。B2優勝、B1昇格に貢献した。

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 B1の新潟に今季、藤原ACら4人のチームスタッフが新たに加わった。選手を支える新顔を紹介する連載「『黒子』のチカラ」(全4回)を掲載する。

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