東京電力柏崎刈羽原発
東京電力柏崎刈羽原発

 東京電力柏崎刈羽原発で外部からの侵入を検知する設備が長期間機能していなかった問題について、原子力規制庁柏崎刈羽原子力規制事務所の渡邉健一所長は28日の定例会見で「事業者として自主的な対応がもっとしっかりされていれば、結果は変わったのかもしれない」との見解を示した。

 東電は22日に原子力規制委員会に提出した報告書の中で、機能復旧が遅れた要因の一つとして、代替措置を規制庁に報告したが、規制庁側から反応がなかったため「措置が十分だと思い込んだ」ことを挙げた。

 渡邉所長は、規制側からの指摘がないと動かない東電の姿勢について、「今回の原因の一つだと思う。今後の追加検査の中で対応していきたい」と述べた。

 一方、報告を受けた規制庁側の対応に問題がなかったかどうかに対しては、「当時、規制事務所は全く関与していなかった。規制庁全体として問題があったとしたら対応していく必要がある」と答えた。