「黒いダイヤ」とも呼ばれるフランス原産の高級イチジク「ビオレソリエス」=写真=の出荷が新潟県佐渡市小木地区で最盛期を迎えている。贈答用として人気で、首都圏のホテルやレストランなど全国へ出荷されている。

 「おぎビオレー」のブランド名で販売されており、糖度が高いのが特徴だ。水分量が少なくねっとりとした食感で、皮が薄いため丸ごと食べることもできる。評判を聞いた県外の料理人が小木地区を訪れることもあるという。

 2000年ごろ小木地区の数人の農家が栽培を始めた。当初はビオレソリエスの生育についてのデータが無く、葉だけが広がり実が付かないこともあったが、現在では10軒ほどの農家が年間約9トン出荷している。出荷は8月末に始まり、11月上旬まで続く。

 栽培している男性(73)は「今年も季候が良く生育は順調。おいしいおぎビオレーを食べてもらいたい」とPRした。