本年度に新潟県内で新型コロナウイルスに感染した公立学校の児童・生徒数が、9月中旬までに590人と昨年度1年間と比べて約8倍に上っていることが30日、県教育委員会のまとめで分かった。感染力の強い変異株「デルタ株」の子どもへの感染が広がっている実態があらためて明らかになった。

 30日の県議会9月定例会本会議で稲荷善之教育長が答えた。

 県教委によると、感染者は小学校などで286人、中学校128人、高校146人、中等教育学校8人、特別支援学校22人だった。

 学級閉鎖や休校した学校は延べ147校で、昨年度と比べて約6倍。内訳は小学校などで65校、中学校36校、高校39校、中等教育学校3校、特別支援学校4校だった。

 感染拡大防止のため、県教委は、子どもの同居家族に発熱や喉の違和感など体調の変化があった場合にも、登校を控えることなどを求める通知を出している。

 県教委保健体育課の小畑智嗣課長は取材に「学校にウイルスを持ち込ませず、もし感染者が出ても感染を広げない取り組みを各学校にお願いしたい」と話した。