点検が始まり、勢いよく水が飛び出す消雪パイプ=5日、長岡市坂之上町1
点検が始まり、勢いよく水が飛び出す消雪パイプ=5日、長岡市坂之上町1

 消雪パイプ発祥の地とされる新潟県長岡市の中心市街地で5日、今冬の稼働に向けた点検が始まった。市職員約20人がパイプの中の泥や汚れを取り除き、降雪期に備えた。

 点検ではまず、配管に水を通して汚れを落とした。ノズルに詰まった砂や小石を工具で取り除き、水の飛ぶ距離が20センチ程度になるよう調整していった。

 地下水を使って道路の雪を溶かす消雪パイプは、1961年に殿町地区の目抜き通り(坂之上町1)に、国内で初めて造られた。

 市内の消雪パイプの総延長は国と県、私有の分も含めると、1千キロ近くにもなる。そのうち市が点検するのは358キロで、11月下旬まで続く。

 昨冬は中心市街地でも一時積雪が1メートルを超えた。市道路管理課の石黒昭弘課長は「昨冬は集中的に雪が降り、消雪パイプが一斉稼働して地下水位の低下がみられた。市民には節水を心掛けてほしい」と話した。

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