試合前に配信映像を見て楽しむサポーター=9日、新潟市中央区
試合前に配信映像を見て楽しむサポーター=9日、新潟市中央区

 サッカーJ2のアルビレックス新潟は9日、新潟市中央区のデンカビッグスワンで行った山口戦で、第5世代移動通信システム(5G)を活用した映像を配信した。会場に訪れた一部のサポーターはタブレット端末を通して、試合前の選手の様子などを楽しんだ。

 国の「地域産業デジタル化支援事業」の補助金を活用した実証実験の一環。クラブなどが共同開発した公式アプリを通じ、特別なサービスを提供することで満足度の向上、来場者の増加などを目指している。

 この日は、タブレット端末を貸し出す特設シートを設置。応募した5組10人は、アイドルグループ「Negicco(ねぎっこ)」のメンバー、Kaedeさんやアルビの元選手でクラブ営業部の野澤洋輔さんらによるトークイベントや、選手たちの室内ウオーミングアップの姿を見て試合前も盛り上がった。

 特設シートで観戦した長岡市の会社員(31)は「スタジアムの臨場感がある中で、普段見られないウオーミングアップなどを見られたのは良かった」と笑顔。新潟市西区の会社員(55)は「5Gは速くていい。もっと内側を見られる内容だとうれしい」と語った。

 クラブはさらに実証実験を重ね、新たな観戦スタイルの提供を検討していく。