明かりや鯛車が水辺を彩ったイベント=9日、新潟市中央区西湊町通3
明かりや鯛車が水辺を彩ったイベント=9日、新潟市中央区西湊町通3

 新潟市中央区の下町(しもまち)地域の早川堀通りで9日、通り沿いを流れる「堀」を明かりで彩る恒例のイベントが開かれた。灯籠やささ舟などが水路を彩り、訪れた人は地域に残る港町の情緒を楽しんだ。

 高齢化が進む下町地域を元気づけようと、地元の有志でつくる実行委員会が企画し、ことしで7回目。

 今回は新型コロナウイルス禍の克服を願い、「疱瘡(ほうそう)神」から身を守るために用いられていた郷土玩具「鯛車」を地元の中学生らが作成。色とりどりの発光ダイオード(LED)の明かりや灯籠などと共に、住民らの憩いのひとときを彩った。

 水路はかつて港と町をつなぐ水運を支え、約60年前まで通りを流れていた堀を住民と市が協力して再現したもの。

 家族3人で訪れた阿賀野市の20代の会社員男性は「初めて来たが、堀のレトロな雰囲気がいいなと思った」と話した。