ウイルス禍の生徒を励まそうと松浜中と地域住民が協力して開いた花火イベント=新潟市北区の松浜中グラウンド
ウイルス禍の生徒を励まそうと松浜中と地域住民が協力して開いた花火イベント=新潟市北区の松浜中グラウンド

 新型コロナウイルス禍で県外への修学旅行が中止になった新潟市北区の松浜中の3年生約100人に、思い出をプレゼントしようと、地域の住民や学校が協力し、手作りの花火イベントを開いた。同中グラウンドに大小の花火が上がるたび、集まった生徒たちから歓声と拍手が起きた。

 同中は昨年、ウイルス禍で修学旅行先を県外から県内の日帰りに切り替えた。旅行の締めくくりを盛り上げようと、PTAが花火を打ち上げ、生徒たちにエールを送った。

 今年も日帰り旅行となったことから、住民らによる松浜コミュニティ協議会の教育文化部会が花火の主催を引き継いだ。同中と協力し、県内旅行翌日の8日夜に、打ち上げを用意した。

 同日は部会メンバーや住民とともに、生徒も参加。ペットボトルを使ったランタンを並べて、地元の花火大会にちなみ「ござれや花火2021」の文字をグラウンドに描いた。

 続いて、市販の花火を3列に置き、前列から次々着火する「スターマイン」や、横1列になった3年生が一斉に手持ち花火を付ける「ナイアガラ」など、凝った演出をやり遂げ拍手を送り合った。

 花火の実行委員の一人、杉田崇洋さん(14)は「花火が思った以上に高く上がり驚いた。いい思い出になった」と話した。

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