「JM-DAWN」のオープニングセレモニー。新潟市の5Gの拠点と結んでアルビレックスチアリーディングのレッスンの様子などが披露された=8日、上越市
「JM-DAWN」のオープニングセレモニー。新潟市の5Gの拠点と結んでアルビレックスチアリーディングのレッスンの様子などが披露された=8日、上越市

 限られたエリアで第5世代(5G)移動通信システムを展開する「ローカル5G」を整備したビジネス拠点「JM-DAWN(ジェーエム・ドーン)」が、新潟県上越市の上越妙高駅西口の商業施設内に開設された。サテライトオフィスやコワーキングスペースなどで構成し、最先端の環境を軸に企業誘致や地域産業の活性化を目指す。

 ソフトウエア開発などを手掛ける丸互(上越市)、NTT東日本、新潟大学、上越市、第四北越銀行など「産学官金」の10者によるプロジェクト。上越妙高駅西口周辺の屋内外にローカル5G環境を整備し、スタートアップ企業や地元企業に最先端のサービス開発や実証実験の場を提供する。

 ジェーエム・ドーンは計画の中心施設で、商業施設「エンジョイプラザ」の2階約240平方メートルに設置。4部屋のサテライトオフィスと27席のコワーキングスペース、スタジオがある。サテライトオフィスには、すでに丸互と、東京に本社があるIT企業が入居予定という。近くの釜蓋遺跡公園などが屋外の実験場となり、コンテナ商業施設「フルサット」とも連携して企業を受け入れる。

 8日に行われたオープニングセレモニーでは、アルビレックスチアリーディングのリモートレッスンやドローン映像の伝達などが披露され、出席者が高精細で遅延の少ない映像に見入った。

 丸互の前川秀樹社長は「北陸新幹線を生かしてIT企業を集積させる適地であり、若者を集めて人口減少の抑止につなげたい。地元の企業などにも、5Gを活用できるか関心を持ってもらうきっかけにしたい」と期待している。