茶畑で秋の新芽を摘み取る参加者たち=村上市羽下ケ渕
茶畑で秋の新芽を摘み取る参加者たち=村上市羽下ケ渕

 「北限の茶どころ」として知られる新潟県村上市で、茶摘み体験会が開かれた。秋晴れの下、参加者約20人が手ほどきを受けながら新芽を摘み取った。

 同市羽下ケ渕にある村上茶製造販売「冨士美園」(同市長井町)の茶畑に9日、昨年400年を迎えた村上茶を祝うイベントの参加者や、バスツアーの参加者らが訪れた。

 9月下旬~10月上旬に行われる茶摘みは、シーズン最後の四番摘みと呼ばれる。参加者たちが摘んだのは「ふくみどり」という品種。茶畑は遠くに日本海を望む広々とした緩い傾斜地にあり、参加者たちは会話を楽しみながら、思い思いに新芽を摘んでいた。

 案内した冨士美園の飯島剛志社長(45)は「秋の新芽も柔らかくておいしい。おひたしや天ぷらにして食べることもできる」などと説明した。

 一行は、茶摘み体験の後、店舗に移動して、茶葉の手もみ作業も見学した。長岡市の50代男性は「丁寧に教わりながら、手作業を体験することができた。お茶の葉のとても良い香りに驚いた」と感激した様子だった。