上越市長選の立候補予定者が市民の前で意見を交わした討論会=上越市
上越市長選の立候補予定者が市民の前で意見を交わした討論会=上越市

 任期満了に伴う新潟県上越市長選(24日告示、31日投開票)の立候補予定者による公開政策討論会が、同市の町家交流館高田小町で開かれた。いずれも無所属での立候補を表明している元市議の中川幹太氏(46)と前副市長の野澤朗氏(64)が、市民の前で自らの考えを訴えた。

 市民でつくる「上越市長選挙における投票率向上実行委員会」が17日に主催。財政や防災・公共交通など各テーマに沿って中川、野澤両氏が持論を展開した。

 教育について、中川氏は「大学の奨学金の利子をなくす、あるいは返還額を減少させる制度がなければいけない」と主張。野澤氏は「地元で個人でも起業ができるよう、小中一貫のプログラミングの特認校をつくりたい」と語った。

 市内28地域自治区にある「地域協議会」と、自治区に市が予算を配分する「地域活動支援事業」の評価に関しては、中川氏は「支援事業は機能していないのでやめるべきだ。協議会ではもう少し、地域課題を話し合っていただきたい」とした。野澤氏は「協議会は市長の使い方次第で生きる。支援事業の審査のやり方など、制度設計や運用方法は再考したい」と述べた。

 参加した同市の会社員男性(32)は「市長候補の方と近い距離で、具体的な考えを聞けたのは良かった」と話した。討論会の映像は後日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信される。