阿賀黎明高と羽茂高の2年生が地域探究での取り組みを紹介し合った交流授業=阿賀町津川の阿賀黎明高
阿賀黎明高と羽茂高の2年生が地域探究での取り組みを紹介し合った交流授業=阿賀町津川の阿賀黎明高

 新潟県阿賀町の阿賀黎明高校と同佐渡市の羽茂高校の2年生による初の交流授業が阿賀黎明高で行われた。生徒は地元の魅力や課題などを知る地域探究コースでの取り組みを紹介し合った。

 離島・中山間地域の教育環境充実に向けて、県教育委員会が文科省の事業採択を受けて実施する「新潟の未来をSaGaSuプロジェクト」の一環。プロジェクトは両校と佐渡高、同高相川分校、佐渡総合高、佐渡中等教育学校(以上佐渡市)、新潟翠江高(新潟市)の7校がネットワークを結んで遠隔授業を行うほか、自治体が進めるキャリア教育を通し、地域での人材育成に取り組んでいる。

 今回、羽茂高の生徒が修学旅行に合わせて阿賀黎明高を訪れ、12日に対面形式で交流授業が行われた。

 生徒は商業、観光、農業、土木林業、まちづくりのテーマごとに5班に分かれて、両校での取り組みを報告。各班には同町の企業や団体の代表らがアドバイザーを務めた。

 商業について学ぶ班では、羽茂高生徒がカヤの実の販売について報告すると、阿賀黎明高生徒は「パッケージに鬼太鼓やトキを使ったらどうか」などと提案。観光の班は、佐渡のパワースポットマップ作りや狐の嫁入り行列などの紹介し合った。

 羽茂高の生徒(16)は「各地の特色を生かした観光はまちづくりにつながる。観光の力を通し地域をよくしていきたい」と授業の感想を語り、阿賀黎明高の生徒(16)は「阿賀と佐渡は似ていると感じた。それぞれの魅力を見つけ発信することが大事だと思った」と話した。