とり残された住民がいないかパトロールするヘリ=2004年10月25日、旧山古志村付近
とり残された住民がいないかパトロールするヘリ=2004年10月25日、旧山古志村付近

 最大震度7を記録し、68人が犠牲になった2004年の新潟県中越地震から23日で17年。長岡市や小千谷市などの被災地では23日、追悼や全国からの支援に感謝する催しが開かれる。甚大な被害を受けた中山間地域は過疎高齢化や人口減少に歯止めがかからず、時間の経過で教訓の継承も課題となっている。

 中越地震は04年10月23日午後5時56分、旧川口町(長岡市)を震源に発生。マグニチュード6・8、最大震度7を観測した。住宅被害は約12万棟、一時は10万人以上が避難した。

 復旧、復興の過程で、住民活動が活発になり、支援者やボランティアらとの交流が広がるなど被災地のモデルとして注目を集めた。一方で、全村避難を余儀なくされた旧山古志村(同)は、約2200人いた住民が20年には810人と6割以上減少。地域の活力をどう維持していくか、課題に直面している。