震災時のLPガスの安定供給を目指して行われた稼働訓練=21日、十日町市高山3
震災時のLPガスの安定供給を目指して行われた稼働訓練=21日、十日町市高山3

 中越地震から17年となる10月23日を前に、新潟県LPガス協会十日町支部は21日、災害時のLPガスの迅速な供給を目指した防災訓練を、十日町市高山3の中核充填(じゅうてん)所で実施した。ガスをボンベに詰め、避難所に運び込む手順などを確認した。

 LPガスは熱量が高く、排ガスのにおいもないなど、災害時に威力を発揮する。中核充填所は、災害時のLPガスの安定供給を目指して経済産業省が指定した施設で、県内に7カ所ある。十日町市では新潟サンリン十日町営業所が指定されている。

 訓練には約20人が参加、震度6の地震が発生し、同市と津南町の全域が停電した想定で行われた。設備の点検や自家発電機の稼働、ボンベへのガスの充填など、迅速な動きで対応。避難所を想定した一角にLPガスで動く発電機や暖房器具を運び込み、実際に稼働させた。

 ガス協会十日町支部の金子義勝支部長(44)は「年々作業のスピードも上がり、まずまずだと思う。業者を問わず、どのボンベにも対応できるよう設備も整った」と話していた。