ろうあ者による万代太鼓が披露された新潟市ろうあ協会の結成70周年記念式典=24日、新潟市中央区
ろうあ者による万代太鼓が披露された新潟市ろうあ協会の結成70周年記念式典=24日、新潟市中央区

 聴覚障害者でつくるNPO法人「新潟市ろうあ協会」の結成70周年記念式典が24日、同市中央区の新潟市民プラザで開かれた。ろうあ者による万代太鼓演奏などがあり、会員ら約130人が協会のさらなる発展を願った。

 同協会は1951年4月に設立された。聴覚障害者の生活向上のため行政への要望を行うほか、手話への理解を広げる活動などに取り組んでいる。

 式典では同協会の柳博明理事長が、「ろうあ者に対する差別や偏見を社会から排除するために継続して取り組み続けてきた先輩のことを考えると感動を覚える」とあいさつした。

 ろうあ者への福祉などに尽力した個人3人と団体を表彰し、運転指導に手話を取り入れている新潟関屋自動車学校(同区)などに感謝状が贈られた。

 ろう者の万代太鼓グループ「豊龍会」も出演し、「新潟甚句」をテーマにした曲やオリジナル曲などを披露。息の合った力強い演奏で会場を沸かせた。

 古町芸妓(げいぎ)のあおいさんが記念講演し、新型コロナウイルス禍で宴席が減って苦境が続く中、インターネットによるライブ配信などに取り組んだことを手話通訳とともに紹介。「これからも古町芸妓のおもてなしが必要だと言ってもらえるように頑張りたい」と語った。