中越地震の記憶を継ごうと行われた結の灯り=23日、魚沼市干溝
中越地震の記憶を継ごうと行われた結の灯り=23日、魚沼市干溝

 中越地震の記憶の風化を防ごうと、民家や事業所で市民が一斉にろうそくをともすメモリアル事業「結(ゆい)の灯(あか)り」が23日、新潟県魚沼市内で行われた。小出郷文化会館では130個のろうそくを並べ、防災への意識を新たにした。

 結の灯りは市や市民有志などでつくる実行委員会が主催し、毎年市民に呼び掛けている。文化会館では職員や家族らが入り口にろうそくやユリ、魚沼杉でできたオブジェを飾り付けた。発災時刻の午後5時56分に防災無線が流れ、黙とうして犠牲者の冥福を祈った。

 東京から帰省した女性会社員(30)は「最近都内でも大きな地震があったが、少し時間が過ぎると備えの意識が薄れるので気をつけたい」と話した。