プロジェクトの日本酒と展示作品を紹介する三上雄一郎さん=28日、上越市の三上酒店
プロジェクトの日本酒と展示作品を紹介する三上雄一郎さん=28日、上越市の三上酒店

 精神、知的障害のある作家たちと、有志の酒蔵、酒店が協力し、自立支援と酒の販売促進を目指すプロジェクト「ぼくらのShuShuShu(シュシュシュ)」のオリジナル日本酒が28日、新潟県上越、妙高両市の13の酒店で発売された。多くの店舗では作家の原画なども展示され、目と舌で日本酒の世界を満喫できる。

 プロジェクトでは上越、妙高両市の酒蔵8社が、両市や柏崎市に住む作家12人の作品をラベルに採用した日本酒を発表した。

 中身の酒は、ラベルの雰囲気に合わせて各酒蔵が選んだ。作家の活動を支援するため、酒が1本売れるごとに500円が作家の収入となる。

 三上酒店(上越市東城町3)の三上雄一郎さん(34)は「ラベルを鑑賞しながら日本酒を楽しんでほしい」と話している。酒店の多くには、作家たちの絵や写真も展示されており、三上さんは「作品を見に、ぜひ気軽に足を運んでもらえれば」と期待している。

 11月19~23日には上越市の「無印良品 直江津」で、作家らの作品を展示する「ぼくらのアール・ブリュット展」が開催され、日本酒も販売される。

 プロジェクトで販売する日本酒は合計約千本で、全て720ミリリットル入り2750円。販売している酒の種類は各酒店で異なる。酒店での作品展示は11月7日まで。問い合わせはぼくらのShuShuShu実行委員会、025(522)2144