拉致問題担当相を兼務する松野博一官房長官は9日の定例会見で、新潟市で14日に開かれる「忘れるな拉致 県民集会」について「諸般の事情が許せば参加する方向で検討している」と述べた。

 また、15日で横田めぐみさん=失踪当時(13)=が新潟市で北朝鮮に拉致されて44年になるのを前に「長年、大変厳しい状況の中で苦労されている。一刻も早く帰国できるようにしたい」と述べた。

 松野氏自身がめぐみさんと同年代であることを踏まえ「個人的な思いもある。私自身が被害者であってもおかしくなかった」と語った。その上で「ご家族の思いもしっかりと胸に刻んで、今後も取り組んでいきたい」と強調した。

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