東京電力福島第1原発事故の発生を受け、原発賛成から脱原発に転じた。ウイルス禍ではデータに基づく状況判断を続け、国民に団結を促した。

 間もなくドイツ首相を退くメルケル氏の強みは変化への対応力といわれる。もっとも評価ばかりでなく、難民受け入れなど国内で強い批判を浴びた政策もあったが。

 最近読んだデジタル化を巡る氏のスピーチ(2015年、ドイツ福音主義教会大会)も変化への心構えを説くものだった。

 「我…

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