オリジナルイラストの貼る位置などを確認し、「妙高すごろく」を作製する新井高校生=妙高市
オリジナルイラストの貼る位置などを確認し、「妙高すごろく」を作製する新井高校生=妙高市

 昔ながらの遊びを通じて地元の魅力を児童に伝えようと、妙高市の妙高青年会議所(JC)と新井高校の生徒が「妙高すごろく」を作製している。すごろくは年内に完成し、市内の小学校などに配布する予定だ。

 すごろくは、地域活性化に力を入れる妙高JCの「We Love妙高委員会」が考案。柔軟なアイデアや視点も取り入れようと、同校に協力を依頼した。

 A1サイズのすごろくは、新井駅をスタート地点に、41の升目を経て妙高山にゴールする。各升目には「苗名滝見学 マイナスイオンをたくさん浴びよう」「関・燕温泉で宿泊、日帰りリフレッシュ」「伝統文化 平丸スゲ細工体験」など、JCメンバーが名所や魅力を記した。

 その魅力をビジュアル化するため、地域おこしグループ「Pakaratta(パカラッタ)」に所属する新井高校の生徒15人がオリジナルイラストの作製に参加。実際に市内の名所を回ったり、名物料理を食べたりして描いている。

 10月中旬には市勤労者研修センターに生徒7人が参加し、イラストの内容や貼る位置などを確認。四季を感じられるデザインにすることも提案した。3年生の生徒会副会長、渡邉祐咲(ゆうさく)さん(17)は「小学生にも妙高の良さを知り、好きになってもらおうと作っている。完成が楽しみ」と話した。

 出来上がったすごろくは、12月中に市内全小学校と全児童クラブに贈呈される。また、希望者には妙高JCのホームページからダウンロードできるようにする予定。妙高JCの吉田正和理事長(39)は「遊びながら妙高の魅力を感じてもらい、進学などで市外に出ても、就職するときに戻ってきてほしい」と話している。