ライトアップされた木々の間に浮かぶ月。部分月食で欠けている=19日午後6時2分、長岡市朝日のもみじ園
ライトアップされた木々の間に浮かぶ月。部分月食で欠けている=19日午後6時2分、長岡市朝日のもみじ園
赤銅色となった部分月食中の月=19日午後5時55分、長岡市水道町3の水道公園

 月のほとんどが地球の影に隠れ、ほぼ皆既食のように見える「部分月食」が19日夜に起こり、長岡市など県内でも観測された。月の大部分が赤銅色に染まった一方で、太陽の光が当たるわずかな部分は明るく輝く色彩のコントラストが、秋の夜空に浮かび上がった。

 長岡市朝日のもみじ園では、木々がライトアップされた庭園で、月を眺める家族連れらの姿が見られた。「欠けている」といった声が上がる中、月が最も欠けた午後6時すぎを迎えた。

 新潟市中央区では食の最大時は雲で空が覆われた。それでも夕方以降は時折、欠ける範囲が異なる月が顔をのぞかせた。

 今回の部分月食は月の約98%が欠け、月全体が影に入る「皆既月食」と同じように月が赤黒くなった。

 国立天文台によると、国内の広い範囲で見られる次の月食は、来年11月8日の皆既月食となる。