男子生徒の母親が心境をつづった文書。優しかった息子のエピソードや再発防止への願いが書かれている
男子生徒の母親が心境をつづった文書。優しかった息子のエピソードや再発防止への願いが書かれている

 いじめを受けていた新潟県立新潟工業高1年の男子生徒=当時(15)=が自殺してから21日で5年。遺族が新潟日報社の取材に応じ、文書を通じて母親の思いを初めて明らかにした。心優しい性格だった息子の人柄や、日常を奪われた絶望をつづり、「いじめで苦しむ子どもを本気で守れるように」と再発防止を強く望んでいる。

 文書は、両親が県を訴えた訴訟の陳述書で、今年7月29日付。新潟地裁に提出されている。「大切な宝物…

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